節分 巻き寿司が全国に普及したのは、セブン-イレブンのオーナーの発案からです。
節分の行事は宮中での年中行事であり、節分の鬼を払う悪霊ばらい行事は平安時代頃から行われている「追儺」(ついな)から生まれたそうです。
節分は近代になって、節分当日の夕暮れ、ひいらぎの枝にいわしの頭を刺したものを戸口に立てておいたり、豆まきをしたりするようになったそうで、これは、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うためであるそうです。
節分には、恵方巻き(えほうまき)と呼ばれる太巻きの巻き寿司を食べる習慣も広まりました。
節分にいった大豆をまき、まかれた豆を、自分の数え年と、の数だけ食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないというならわしがあるのですが、豆をまくことには、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあって、中国から渡来して宮中で行われていた悪鬼・厄神払いの行事と、寺社が邪気払いに行った豆打ちの儀式が合わさったものだそうです。
節分に恵方巻、恵方巻きと呼ばれる巻き寿司を食べます。
節分に巻き寿司を食べるのは、商売繁盛、無病息災、願い事が叶う、その年必ず幸運が訪れる、厄落とし等の意味を持つとして、「恵方寿司」とも呼ばれるのです。
節分の夜にその年の恵方(歳徳神の在する方位)に向かって、目を閉じて願い事を思い浮かべながら無言で太巻きをまるかぶりするのが習わしとされています。
節分の巻き寿司は、七福神にちなんで、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶ等七種類の具を入れて、福を食べるという意味合いもあるそうで、「福を巻き込む」という説明もあります。
また諺の「鬼に金棒」の金棒に見立てて、節分の豆まきで追い出した鬼が落としていった金棒を体に取り入れることで、無病息災・商売繁盛など、自身や自身を取り巻く環境に対し、抵抗増大や窮地打破などの意味合いがもたれたとされています。
節分の巻き寿司を全国に広めたのは、セブン-イレブンが最初だといわれています。節分の巻き寿司は、商業的に売り上げの落ちる1月後半〜2月初旬の販売イベントとしては持って来いであったようで、1989年に広島県のセブン-イレブンの加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット商品となり、今では程度の差こそあれ、コンビニではほぼ全国展開されています。
ローソンでは2001年より、ファミリーマートでも2003年より全国販売を開始し、その他のコンビニエンスストアでも2003年〜2004年を境にして全国販売が行われることとなりました。2007年にはロールケーキまでも「恵方巻き」として販売される事態となっていまして、今後はどのように変化するのでしょうね。